「Her」SHAKALABBITS SPECIAL SITE

LINER NOTES

SHAKALABBITS

1曲目、2曲目、3曲目……と聴き進めるごとに迸る冒険心と探究心と好奇心。
この春、結成18年目に突入するSHAKALABBITSは躊躇なくバンバン新しい扉を開けていく。
胸躍る出会いや、胸を焼き尽くすような別れの中で手に入れた扉はもちろん、
胸の奥に大切にしまっていた扉も開放して、12曲の物語を綴り、1枚のアルバムを作り上げた。
だから『Her』はこれまでのどのアルバムよりも瑞々しい。
完成時期を考えると(昨年9月、MAHがTwitter上にてTD終了!報告)、昨年末に発表された
「2017年内を以て、無期限の活動休止をする決断」と切り離して考えられないし、
実際、音の中にはそこに至る理由や葛藤や想いが詰まっているし、どうしたってそう聴こえちゃうしね。
だけども一方ではそんなセンチメンタルをぶっ飛ばすくらい、どの曲も豪快で爽快で繊細で妖しく、
悲しくなるくらいやさしくてカッチョいい。
ほんとにもう、こんなもの作っちゃうからだよ!と言いたくなる大傑作なのだ。
ラストナンバー「Stars」から溢れるのは、これまでSHAKALABBITSを愛してくれた
すべての人への感謝の気持ちと強い決意。
2018年からしばらく、彼らはバンドではなく個々の足で、自分のチカラで、
恐いものだらけの世の中を恐いものなしに歩んでいく。
タイトル曲「Her」はそんな4人を見守りつつ、それぞれの人生を描き続ける私たちへの応援歌。
メンバー、ファン、スタッフ、家族、友人……SHAKALABBITSを愛するみんなが未来に向かって生きるために、
泣いて笑っていつかまた会う日まで、必要で大切なお守りみたいなアルバムが完成した。
手を伸ばせば、いつだってそこに『Her』=彼女はいる。
Text:山本祥子

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